ノートパソコンは小さくて軽いから持ち運べる
ノートパソコンは、複数のパーツの組み合わせから成り立っています。
すべてのパーツが本体のケース内部に納まっています。
持ち運びができるように小型化されているノートパソコンの各パーツは、デスクトップパソコンと比べて小型のパーツが使用されています。
ノートパソコンのパーツ
ノートパソコンのパーツには、マザーボード、CPU、メモリー、HDD、光学ドライブ、バッテリーがあります。
ノートパソコンの場合、モニターやキーボードは一体化しています。
マザーボード
マザーボードはパソコンの中心的なパーツです。
このマザーボードに、ほかのすべてのパーツが接続されることになります。
CPU
CPU(中央演算処理装置)は、パソコンの中心的なパーツです。
OSのようなプログラムを動かしたりするなどの計算や処理を行います。
CPUは、パソコンの性能の中でかなりの比重を占める重要なパーツです。
メモリー
メモリー(主記憶装置とも呼ばれる)は、一時的なデータの記憶を行うパーツです。
パソコンの電源を落とすときに、メモリーに記憶されたデータはすべて消えてしまいます。
カタログを見ると、1GBや2GBといった数字が表示されていますが、その数字が大きいほど良い性能だといえます。
HDD
HDD(ハードディスク:補助記憶装置)は、比較的長時間データを保存するパーツです。
パソコンの電源を落としても、保存されたデータが消えることはありません。
したがって、長期的なデータの保存が行えます。
製品には250GBや500GBなどの数字が表示されていますが、数字が大きいほどたくさんのデータが保存できるHDDになります。
光学ドライブ
光学ドライブは、CDやDVD、あるいはBD(ブルーレイディスク)などを読み込むのに必要なパーツですが、小型化が進んだ現在のノートパソコンでは付属していないモデルもあります。
BD-REドライブを選択しておけば、大抵の光学ディスクの読み書きが可能です。
光学ディスクが搭載されていないノートパソコンの場合は、外付けの光学ドライブをあとから購入することで、光学ディスクの読み書きに対応できます。
バッテリー
バッテリーは、ノートパソコンならではのパーツです。
一般にリチウムイオン電池がノートパソコンのバッテリーとして搭載されています。
充電式ですので、繰り返し充電して使用することができます。
しかし、使用を繰り返していると、バッテリーの使用時間が短くなっていきます。