パーツごとに役割がある

Posted by on 2014年10月28日

パソコンの仕組みといっても、そんなに複雑なことはありません。
デスクトップパソコンやノートパソコンなどパソコンの種類にはいろいろありますが、基本的にはすべてのパソコンが同じ構造をしています。
パソコンの中に入っているパーツを機能で分類すると、5つの装置に分類されます。

すなわち、

  • 入力装置
  • 記憶装置
  • 演算装置
  • 出力装置
  • 制御装置

の5つです。

パソコンに命令を伝えるときに使用されるのが入力装置です。
入力装置によって入力された命令を記憶装置が受け取ります。
記憶装置からの命令を演算装置が受け取って計算を行うなどの処理を行います。
演算装置が行った処理は出力装置に送られて、その結果が人間に分かる形で表示されます。
以上の流れをすべてコントロールしているのが制御装置です。

装置というと大げさに聞こえますが、実際のパーツに置き換えて考えてみるとイメージがしやすくなるのではないでしょうか。

入力装置は、マウスやキーボードのことです。
記憶装置は、主記憶装置のメモリーと補助記憶装置のHDDのことです。
演算装置は、CPUのことです。
出力装置は、モニターやプリンターのことです。
制御装置は、CPUのことです。

たったこれだけのパーツで、パソコンは文書の作成からコンピューターグラフィックまで、なんでもこなしてしまうのです。